「ルアック珈琲」という名の珈琲をご存知でしょうか?
「ルアック」とはインドネシアでジャコウネコを意味します。このジャコウネコは珈琲の実を食べるのですが、その糞(フン)から未消化のままの生豆を取り出し、洗浄焙煎した珈琲がルアク珈琲です。その希少性と他の珈琲では味わえない独特な風味から高級豆となっています。
そんな特別な珈琲を、日本で他の動物のフンから作り出すことができないか。今回NHK BSプレミアムの企画として、実験を行いました。
39℃のフン(ニワトリ・ブタの二種類で実験)の中に生豆100gを入れて17時間発酵。その後水洗いし乾燥・焙煎したものを試飲してみました。私はお酒を嗜まないためわからないが、お酒が好きな方がおっしゃるにはワインやブランデーのような芳香を感じることができるとのこと。
しかしそんな実験結果から私は、実際にワインやブランデーのような風味の珈琲を作れないかと考え、ワインにナノ水を入れたものに生豆を浸し、乾燥・焙煎してみました。動物のフンで発酵した珈琲の場合は味噌のような発酵臭も強く残ったが、ワインとナノ水に入れて作った珈琲はワインそのもののような、豊かな香りをもたらしてくれました。 ぜひ皆様にも味わっていただきたく、ご提供していく予定ですので乞うご期待!